薬師如来坐像修繕・経過報告🔨

お知らせ 2025.10.03

10月2日、栃木県文化財専門委員の本田先生・大澤先生と、薬師寺総代長らと共に、薬師如来坐像の修繕を行っている明古堂へ行って参りました。

底板が外され、表面の塗膜の一部が剥がされた状態のお薬師様と久しぶりに対面いたしました。

X線調査時の画像を確認しながら、明古堂の明珍氏より、後補の金粉やうるしなどの塗料についてご説明いただき、今後の方針を話し合いました。

本田先生・大澤先生の見解によると、現状のお姿は江戸時代に施された彩色が様相を著しく損なわせているとのことで、今回の修繕では、やはり塗料を慎重に剥がし、平安時代後期の仏像本来の姿に戻すことを改めて確認いたしました。

しかしながら、本来予定していた約10か月間での修繕は難しいとのことで、薬師如来座像がここ薬師寺にお戻りになる時期はもう少し先になりそうです。

今しばらく時間がかかりますが、お戻りまでしばしお待ちいただければと思います。